冷やして食べる

鎌倉紅屋は鎌倉を中心にしたお菓子屋、

クルミっ子」が特に人気です。

鶴岡八幡宮の銀杏をかたどったサブレや

鎌倉の紫陽花をイメージした焼き菓子「あじさい」等

鎌倉の景色や季節の移り変わりをイメージする

地元愛に満ちたお菓子創りをしています。


先日工場見学の後に売店にて購入

鎌倉の鐘」¥648 要冷蔵

売店のカウンター脇で製菓風景のVTRを放映しています

丸く焼き上げたスポンジ生地とバタークリームを交互に

重ね積上げ、上部はドーム型に成形します。

次に外側のスポンジの耳の部分を大胆にガシ削って

鐘のカタチに整え、粉糖のバットに移動し

両手でばふばふ粉糖を着けて完成。

この作業は特別な技術を持った職人さんが行なっているそうです。


生地は水分が少なめでさらっとした乾いた感じ

(悪い意味ではありません)

良い乾き具合でバタークリームの口どけも良く

まぶした粉糖もこのさらっとした感覚を強調しています。

良く冷やして、もしくは凍らせ半解凍くらいで

食べると、とても美味しい。

ひんやりとサラリとして夏にはもってこいの焼き菓子です。

今年は「ひやして食べる焼き菓子、パン」をよく見かけます。

「冷やして食べるを」前提に開発されたものから

通常の物を単に冷やすだけのものまで。

夏場はお菓子屋さんの売上が減少するので

本格的に冷やして食べるを前提に焼き菓子を開発する必要も

あるかもしれません。




この生地は「あじさい」の生地だそうです。

この鎌倉の鐘は個人的な好き好きからも

とてもお勧めです。


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